鳥の家(とりのいえ)

鳥の巣をつむいで、飛んだり、鳴いたりする記録

鳥の家

哀愁の再開発ビル

あと1時間したらお客さんが来るので、ちゃちゃっと投稿します。

 ちょっと仕事が暇になったと思ったら、潜伏していた風邪ウイルスが湧き上がりそうになり、あわてて薬で抑えている日々です。

 気候の不安定な季節だからか、今朝はラジオで腹巻の宣伝をしていました。「ウェストウォーマー」というしゃれた名前をつけてたけど、呼び方がまどろっこしいよ(笑)。

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 さて、今日は趣向を変えて、私の「鳥の家」を取り巻くご近所さんの紹介をしましょう。

 私の住む部屋は、再開発ビルの3階です。再開発ビルとは、街を活性化させるために、個人商店が密集するような地域で、店の人たちなどがお金を出し合い、土地を確保して建てたビルのことです。

 出資した店舗が入居したり、もっと大型の店を誘致したり、上の階は個人向け賃貸に貸し出したりして、「もっと儲けようぜ~」というのが目的です。


120421_132040 どうしてこのビルが再開発ビルだと分かったかというと、ビル掃除当番のおじさんに出会ったからです。なんと、掃除当番はビルのオーナー(つまりお金を出し合ってビルを建てた人たち)が順番にしているのだそうです。「入居者は掃除しなくていいですから」と、おじさん。ありがたいけど、いいのかな~(笑)。

 こんな小さな商店街でも、再開発ブームってあったんだな。昔は商業振興のため、こういう再開発事業に政府がたくさん補助金をくれたんですよね。

 私の住むビルは、1階が店舗、2階は店舗の奥からしか上がれない住居用の部屋になっています。つまり、店を借りる人は住居兼店舗として1,2階をセットで借りるわけです。

 私が住んでいるのは3階で、個人向けの部屋。階下にはジャム屋さん夫婦の住居兼店舗があります。

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 同じ階には、何人か住民がいます。そのうちのひと組が、もう20年以上住んでいるといううわさの夫婦。70代くらいですが、妻はサザエさん、夫は波平に似ています。夫婦で1部屋借りて、隣の部屋に娘も住んでいます。娘は50代くらい?アラフィフのワカメちゃんといったところか(笑)。

 サザエさんの部屋とワカメちゃんの部屋の隣が私の部屋です。さらに奥には、いつもおしゃれな帽子をかぶっているミュージシャンぽい若者が住んでいます。あいさつに行ったら玄関がブーツだらけだったので、あだ名はブーツ君(笑)。

 ブーツ君は、私の部屋の前を横切って自分の部屋へ行きます。ブーツ君と一緒にいろいろな人が出入りしています。後輩や彼女をよく家に泊めている模様。家政婦は見た(笑)。

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 昔、失敗した再開発ビルの取材をしたことがあります。それまで商店街の通りにあったお店が、再開発ビルに入ったら売上が落ち、オーナーがどんどん店舗をたたんで外へ出たので、ビルの1,2階部分には店舗が2つくらいしかありませんでした。ビルを処分しようにも、数人の共同所有なので全員の同意がなかなか得られない。活性化のつもりだったのに、客を失って前にも後ろにも進めなくなったビルでした。

 そんな再開発ビルに比べると、まだ私の住むビルはほとんど1階に店があるからいいのかな。きっと破格で貸してくれているというのもあるかもしれない。建物を生かすも殺すも、オーナーの気持ち次第なんだな。うちは掃除までしてくれるオーナーで、本当に幸せです(笑)。

 というわけで、再開発ビルというと私にとっては少し哀愁漂う感じがするのです。昭和の遺産のひとつなのかもしれません。

 

わが家の俺様ルール

前回 、修子さんが実家のことを「居心地の良い、腐れ縁の男」と見事に評していましたが(笑)、同じように表現するならば、私の新居は「どうしようもないはねっ返りだけど、どうしても目が離せない恋人」という感じです。

 歌のフィーリングでいえば、マッキーの「どうしようもない僕に天使が降りてきた」といったところ。まさに引っ越し(引き渡しは4月21日)し てから1か月、ほとんど投稿する暇もないほど、新居に振り回されるハネムーン期を過ごしていました(笑)。

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 まず、一番の関門が電源問題。玄関を入ると大きなスイッチが2つあります。奥の部屋と、手前の玄関兼キッチンの照明のスイッチです。

 このスイッチは不思議なもので、スイッチを切ると照明だけでなく、いろんなコンセント口の電源が連動して切れてしまうのです。何なんだ~(涙)。たとえば…

 部屋の照明を切ると、かけていた部屋のラジオも切れる。使っていたパソコンも…(恐怖!)。

 台所の照明を切ると、風呂の換気扇も切れる(なぜ?)。

 どれだ?どの電源が照明スイッチと連動しているんだ!冷蔵庫は大丈夫なのか?ああぁ~!

 部屋中のコンセントを抜いたり差したりして分かったのは、

1)台所の照明スイッチと風呂の照明・換気扇の電源は連動しているということ。

2)部屋の照明スイッチと、部屋の中の3分の2のコンセント口の電源は連動しているということ。

3)照明スイッチからは独立して、常時通電しているコンセント口もあるということ。

 偶然にも、冷蔵庫は常時通電のコンセント口につながっていたのでセーフでした。トイレもなぜか独立電源。これでライフラインは守られました(笑)。

 義兄に来てもらって、貴重な独立電源から洗濯機のところまで配線を伸ばしたりしました。電源問題の解決だけで、軽く2週間経過。解決しきれず、ランタンをぶら下げているところもあります(笑)。

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 家賃2万円なんて生活保護受給者の基準以下だから、私が最低辺だろうと思っていました。ところが、市営住宅に住んでいるお客さんを訪ねたとき、「うちは家賃3200円だよ。隣は6000円」と言われて驚愕しました。恐るべき市営住宅(笑)。

 その市営住宅はボロ過ぎて修繕に費用がかかるため、新規募集はあまりしないのだとか。だから住人は十数年も前から住んでいる人ばかり。多くの人が、庭にプレハブを建てたりして増設、増築しまくっていました。おいおい(笑)。

 よく見ると、ボロいのをいろいろ工夫して修繕していて参考になりました。でこぼこで見た目は悪いけど、住んでいる本人は快適なんだろうと思います。

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 ホント、新しい恋人はなかなか手馴れてはくれません。先程のマッキーの歌でいえば、「だれかを愛するためには、もっと努力が必要~♪」というところです。ハイ(笑)。

 



 

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Profile
瀬戸内海沿いの町に住んでいます。世界中から私の町にやって来る人と、各地に飛んで行って生活している人たちが、自由に出入りできる「とりのいえ」をつくりました。

今はアドバルーンのように打ち上げているだけですが、いつか本物のとりのいえを作りたいなあ。

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