鳥の家(とりのいえ)

鳥の巣をつむいで、飛んだり、鳴いたりする記録

絵、音楽、映画など

置かれた場所で

ねむい…。今日しか休めない気がするのに、久しぶりに生さんまを買ってしまい、激しく後悔中。ていうか、ブログを書き始めている時間があったら寝るべきではないか(笑)。

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実家に帰ったら、母が「置かれた場所で咲きなさい」を買ってきてました。地元のベストセラー。著者はノートルダム清心女子大のシスターです。

職業や住む場所を選べて豊かな時代には、自分の置き場所を決めるのに制限がないので、置き場所選びに時間をかけることができます。私も時間をかけた方だと思います。

でも人生の半分を過ぎると、置き場所を早く決めた分だけ大きな花を咲かせている人もいるし、置き場所を迷い過ぎて崖っぷちで咲くことになった人もいる(笑)。何が「花」なのかという考え方も若いころと今では違うし、本当に人生というのは一度きりのスリルと楽しみがあるなと思います。

とにかくどこかの地点で「置かれた場所で咲こう」と腹をくくれる人が、人生の第二ステージを豊かにできるのだろうなと思います。

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今秋の大きなイベントの4分の3くらいが終わり、今は脱力中。お腹痛い。気が付いたら11月になってた(笑)。まだもうひとふんばり。次に気付いたらきっとクリスマスだ(笑)。

キンモク星から月世界まで

仕事が忙しくて首が回らない、という表現がありますが、私の机周りは書類が散乱しすぎて、イスが回りません。誰かが書類の山にスライディングシュートを打ったような外観(笑)。早く掃除したいよ~。


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気が付くと、キンモク星人が地球にやって来てました。心がいやされる…。

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近所の美術館で、林静一の画業40周年記念展をしていたので、本人のギャラリートークに参加してきました。こっそり小梅ちゃんをなめながら(笑)。

第一印象は、やわらか頭の面白いおじちゃん、という感じ。最初はイラストレーターとして東映動画に入り、時代の求めに応じてアニメ、雑誌の挿絵、マンガ、商品キャラクター、演劇ポスター、絵本など多彩な仕事をずっとしてきたそうです。

年齢的にはおじいちゃんなのに、デジタルの画像処理をしてたりして、すごい行動力。過去には伝統工芸の多色刷り木版や日本画もしてます。きっと柔軟な姿勢と行動力で、時流に乗ってどんどん何でも挑戦していったんでしょうね。軽やかな生き方で、結構パワーをもらいました。

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親と外食。イカスミのパエリア。うちでも作れるのかなあ。とすぐ考える。

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母からもらった登山土産。今回は富山に行ったそうです。この人はどこまで行くのだろう(笑)。

立ち読み書評:色即是空の共同幻想体

 うわー、毎日暑い、と思いつつ、寝られないので暑苦しい話を書いてしまいました。脳がオーバーヒートしている人は、クーラーのついた涼しい部屋で読んでください(笑)。

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 最近、朝鮮学校でのアートプロジェクトにかかわっているんですが、企画の打ち合わせを重ねるうちに「イメージ」と「リアル」についてよく考えるようになりました。

 私は、ネット上で在日コリアンの人を感情的に攻撃する書きこみを見て、こういう人たちは在日の存在を勝手な「イメージ」としてとらえているんではないか、と感じていました。でも実は、私のように積極的に在日の人にかかわろうとする人も同じで、「在日とはこんな人」という特定なイメージを持って恐る恐る接しているんだなと実感しています。

 リアルの在日コリアンの人たちは本当に何の変哲もない人なんですけど、そこに触れる一部の日本人が過剰なほどに拒否反応を起こしたり、過剰なほどに遠慮したりする。日本人が「在日」というイメージを鏡か触媒にして、自分の心の闇(孤立感、心の傷、社会での不安定さ、居場所のなさ、甘えさせてもらえない現状…などからくるやり場のない憎悪とか)を投影しているようにみえて仕方ないのです。

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aikokubook そんな中、久しぶりに力のあるルポを読みました。「ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて」という安田浩一 さんの本です。

 今年7月、優れたジャーナリスト活動を行ったとして日本ジャーナリスト会議のJCJ賞に選ばれました。アマゾンの書評も、当然ながらネット右翼の人たちに酷評されていますが、いろいろな意見があって興味深いです。


 かつて「洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇」を読んで以来の感動。こうした作品は、組織(特にユートピア幻想のような共同幻想をもつ人たちの組織)を一冊の本で揺さぶり、傾かせるほどの力を持っているのです。


 在特会とは、「在日特権を許さない市民の会」のことで、ネット右翼の人たちなどの間で2007年に発足。一時期会員1万人といわれていました。街頭で演説活動をしていたけれど、カリスマ的な会長を中心にして暴走的な行為がエスカレートし、逮捕者も発生した、という状況です。 

 ルポを書く人はどうやって共同幻想体に挑むかというと、メンバーを1人ひとり、取材していくわけです。リアルの生活、リアルの生い立ち、リアルの名前、リアルの知人や親族。リアルな人間関係の中で暮らす自分に戻ると、力を失った(ジブリアニメの)カオナシのような素の姿が見えてくる。

 現実の生活の中で何かへの怒りや不安を意識下にねじ伏せていることを、モヤモヤとした形でしか感じられないでいる、ふつうの市民。その「モヤモヤの原因が「在日」にある(と感じている)」ことを在特会メンバーに「共感し、受け入れてもらえた」喜びと快感。そして興奮が冷めた頃に一部の人が感じる、在特会の方向性と自分のリアルな気持ちとの小さなずれ。

 それが見えると、共同幻想のパーツがひとつ揺らぐわけです。安田さんは、罵声や脅しの声を黙って受け止めつつ、淡々とパーツの一つひとつに揺さぶりをかけていく。そうして1人ひとりを「リアル」に引き戻していき、最後には会長の「素の姿」にも迫ろうとする。

 安田さんは、最初から在特会の問題は「在日の問題」ではなくて「日本人の問題」だと分かっているんだな、と思いました。よく取材すると、在特会の中には在日の人もいたそうです。ということは、日本人に問題があるというより、もっと一般的な人間として深いところに原因があるのだと思います。

 もしかしたら、集団生活の中で一定の人から憎悪の感情が生まれること自体は、問題ではなく自然の摂理なのかもしれない。それをどう人を傷付けないで消化できるかが、集団生活している人間の知恵のしぼりどころなのかもしれない…。
 
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 かなり前、急にフジテレビを標的にして嫌韓流の人たちがデモをしたのには驚きましたが、あれは在特会とは関係ないみたいです。似たようなグループがいくつもある、ということは、今の社会は平穏なようだけれど、心の闇が作る共同幻想体がガスのあぶくのようにプゥーッ、プゥーッと膨らんでいるということなのでしょう。

 共同幻想体は、それが幻想ではないということを証明するために、メンバー同士で触れ合い「これはリアルだ」と肯定し合いながら行動をエスカレートさせる。それは破たんするまで続き、末期になるほど暴走が加速する、という点など、過去のナチスドイツや連合赤軍のあさま山荘事件、ヤマギシ会、オウム真理教などに共通するなあと思います。
  
 私はこういう事件や歴史を悲しいと思いながらも、じゃあその当事者たち(たとえばユダヤ人、在日の人、そして在特会の人も含む)と本当にリアルな交流をしようとしているのか、と自問自答しています。

 結局は遠巻きに見るか「見えない」ことで、私たちもイメージでしかその人たちの存在をとらえられないから、罵声を飛ばす在特会とリアルに立ち向かう力が出てこないのかもしれない…。そして、黙殺と言う形で「共同幻想体」を支えているのかもしれない。安田さんもこういう「静観する賛同者」の存在の不気味さを指摘しているし、私も一番考えないといけないことだろうと思っています。

面倒で単調で退屈な雨

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 熱が下がった、と油断したら、また発熱。

 ネットで更年期障害じゃないことを確認したので、安心して早退します(笑)。 

 雨の絵は、今度講師をする日本文化理解イベント「はじめての切り絵」 のサンプル作品です。

 はじめての人に教えるというのはいいですね。興味のない人にも楽しさを知ってもらえるように、作品のことを丁寧に考え直す機会になります。

 自分は簡単にできると思うことが、他人にはできないこともあるということを、分かっていてもうっかり見過ごしてしまう。

 繰り返し雨粒を切るという行為が、できない人には面倒で単調で退屈なのではないか、とふと思ったり(笑)。サンプル作品を5枚もつくったのに、切ってみると結構難しいかもしれないな、と反省したり。

 では、早退します(笑)。

写真日記 年度末一掃セール編

今週から引っ越しが始まりました。実家からの引っ越しなので、2週間くらいかけてやろうと思ってます。おかげで、実家の部屋は4次元宇宙状態。現実逃避のため、写真を整理しました(笑)。

 忙しくていっぱい写真がたまったので、脈絡なく載せていきます。

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新しい駅裏ビルの工事現場。信号待ちでここに止まるたび、「子どもたちに誇れる仕事を。」の言葉が立ちはだかる。力をもらえるし、背筋が伸びる言葉。

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3月、東京研修に2回行った時のお昼ご飯。寒い日だったので、1日目は天ぷら煮込みうどん、2日目は坦々麺。温まりました~。

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 事務所の近所のカフェで。豚の角煮ランチ。肉が柔らかかったです。料理だけでなく、日当たり良好なのがよいところ。

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 幼虫じゃないです(笑)。ランブータンのシロップ漬け。タイのお客さんからのプレゼント。

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庭のクロッカス。気付いたら咲いていました。春の花はすべて、気付いたら咲いていました。

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市役所に行ったら、給食週間のポスターを展示してました。私の1位はコレ。

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津山のお客さんにごちそうしてもらったバイキング。この形式の皿が流行らしいですね。ごちそうさまでした~。

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 岡山の美術展で、ここまで混む企画があったとは!だまし絵(トリックアート)の展覧会です。大衆アートというべきか。エス・デーという会社がつくっていて、創始者の理念はアーティストっぽい。いわく

「美術館は、一部の人達のものではない。
絵心のある人も、ない人も
そして、大人も子供も
誰もが楽しめるような
もっと身近なものであるべきだ」
 
理念を忠実に実現している、すばらしいアーティスト集団だと思います。

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 私の事務所は鉄筋コンクリート造りなので、部屋にいると私の携帯(ソフトバンク)に電話がつながらなくなります。困るじゃないか!ということで、室内に小型中継局を設置しました。無料で。3週間くらいで完了しました。簡単でした。1年以上悩んでいたけど、早くしとけばよかった。

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サクラサクin高松。ブルーシートの上の孤独な社員を、背後から激写(笑)。ゴザを無料レンタルしていました。さすがお接待の国、四国。

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サクラサクin岡山。ヒラヒラ舞い散るのを期待して行ったら、まだまだ元気でした(笑)。

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そのままふらりと、花見弁当など。自由業万歳!サラダが色鮮やかです。

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階段に座って食べました。遠くには岡山城が見えます。贅沢なのじゃ~。

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大阪には何度も行っているのに、道頓堀に行ったのは初めて。どうして今まで行かなかったんだろう。誰も誘ってくれなかったからですけど(笑)。

岡山では「大阪風お好み焼きは自分で料理する」のがスタンダードだったので、焼いているお好み焼きをつついてたら、店員に「どうしたんですか(触るなコラ、という意味だと思う)」と言われました。大阪では焼いてくれるんだそうです。岡山の店にだまされた~。

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 私の引っ越し先のマンションの1階はテナントがたくさん入っていて、知る人ぞ知る江戸前そば屋があります。頑固おやじならぬ頑固ばばあがいて、私はちょっと苦手。でも味はおいしかったです。

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 新しい家のマンションは築50年の鉄筋コンクリ。50年前のレトロ物件は、ちょっとしたデザインが洗練されていて大好きです。私の仕事場のビルも同年代で、やっぱりおしゃれです。裏にはうらぶれた公園がみえる。

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築50年だけに、意味不明なことも多々あり。例えば部屋には3つコンセント口があるけど、うち2つはなぜか天井に。使えないじゃん(笑)!

ドアのポスト口は開かなくなっているけど、なぜか貯金箱のような穴があけてある。通行人がさい銭を入れてくれるのかな。





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マンションの玄関の張り紙。ビル掃除当番…。業者なら、自分のことを「掃除当番」とは言わないよね… (笑) 。聞いてないけど、私もするのかなあ。

向かいには米屋があります。売っているのは米、豆、砂糖とか。それだけ(笑)? 昭和だ~。






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 こういうタンク車を見ると、必ず後ろから撮影してしまいます。でもいつも暗めになって、あの鏡のようなクリアな円形が写りません。


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この引っ越しを機に、実家の荷物も整理することにしました。理想は空っぽにすることだけど、仕事関係の資料もあるから難しい。アメリカ時代の人形を集めて記念写真を撮りました。




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Profile
瀬戸内海沿いの町に住んでいます。世界中から私の町にやって来る人と、各地に飛んで行って生活している人たちが、自由に出入りできる「とりのいえ」をつくりました。

今はアドバルーンのように打ち上げているだけですが、いつか本物のとりのいえを作りたいなあ。

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