鳥の家(とりのいえ)

鳥の巣をつむいで、飛んだり、鳴いたりする記録

2026年04月

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気がつくと、私の好きなユウゲショウが咲いている。初夏だ。

近所の空き地を見ていると、野草にも「当たり年」があって、今年はユウゲショウが当たり年です。
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こんな感じ。

野草は2,3年ごとに違うものがその季節を占有します。例えば月見草、マツバウンラン、アメリカフウロ、ナガミヒナゲシの年など。

しつこく除草剤をまかれるけど、全然負けてない。そりゃ野草も2軍、3軍、4軍と控えているもんね。

野草の種は何年も休眠するのかな。自分たちの出番をいつ知るのだろう。

■ □ ■

庭のクロガネモチの木は枯れてしまったけど、原因は暑さかな。それに比べて、野草は暑さにも強い。成長が早く1カ月くらいで世代交代するから、影響を受けにくいのかな。

人間も、16歳で子供産んで40歳で死ぬ、くらいにサイクルを縮めたら生き残る可能性が高くなるかもね。



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ドロドロの
何かを咥えて
飛んでいく
カラスを見たり
今日はゴミの日

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最近は精神が老化してきて、不確実な事態に出くわしたとき不機嫌になったり、投げやりになったりします。

きっと予定が変わって焦ったり、今やるべきことが分からなくなったりするからなんですよね。対応する集中力とや持続力もなく、何より体力がない。

これが進むと、役所や図書館で怒鳴り散らす暴走老人になるわけで、これは避けたい。本当に避けたい。

なので加齢対策として、不確実性に耐える訓練をしています。たとえば否定されたとき、突然別の予定が入ったとき、何かを頼まれたとき、スマホがないのに気づいたとき、ホチキスの芯が切れたとき、「あ、今イラッときそう。すぐに反応してはいけない!」と思う。それから、「それってすぐ対応すべきことかな。」と検討する脳内会議を開く。そして、とりあえずメモしとく、みたいな感じで忘れないようにして、未解決なまま抱えておく(すぐ解決できるものはする)。もやもやの気持ちも、修行だと思って抱えておく。(すると大抵のイライラは収まる)。

若いときは瞬時に優先順位がつけられて、冷静に対応できていたんだと思う。今は時間が必要だけど、時間があれば何とかできる。もちろん処理時間が遅いので対応は遅れる。だから、仕事量やペースを減らさないといけない。人にも待ってもらわないといけない。

そう、あらかじめ時間に余裕を持つことで、暴走化はかなり制御できる。お年寄りがスローになるのは、意味があるのですよ。

不確実性に耐える。精神鍛錬の修行。老年期も忙しいな。新しい課題がどんどんでてくるぞ〜。


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母は軽い認知症の状態で3年前にぽっくりと亡くなったんですけど、もし母が生きていたら、という世界線の夢を見ました。

私は母と車で海辺の町へ来ていて、足腰の弱った母はほとんど歩けず、私が支えたり抱いたりして散策するのですが、岩場の階段ですぐに足の指を打ってしまい、そのたびに母は子供のように「痛いよう~痛いよう~」とすがり付いて泣くのでした。

母が子供のように泣くので、私は母親のように「痛いね、痛いね」と言いながら抱いて慰めます。でもそのうち、母がかかとで滑って階段を降りようとしたりして、つまり遊んでは滑って足の指を打って泣いて、というのを繰り返していることが分かりました。

母は、子供のように遊びたかったのだな、そしてぐずぐずと親にすがって泣きたかったのだな。だって、母は小学校のときに自分の母親を病気で亡くしていたから。きっと、ずっと、そうしたかったのだな。

そして、小さくなった母をお姫様抱っこして、車に戻るところで夢は終わりました。

夢の中で母の願いをかなえてあげられた気持ちがして、気持ちがすっきりしました。母が本当に生きていたら、しんどい現実があってこんなにゆったりした介護はできなかったかもしれないし、これは夢でよかったな。緩い海風の感じだけが心に残る、そんな朝でした。










新型コロナ最盛期のころ、コロナにかかると10歳年を取ると言われたものでした。
がんもそんなところがあって、わたしはがんになったあと、10歳分くらい体力が落ちました。
なので、今年は思い切って隠居しました。自宅に事務所を移し、休みながら働こうかなと思ったのです。

ひなびた商店街の、さらに端。道行く人のうわさ話まで聞こえてくるような細い道の先にある、私の家。

窓から日が差し込み、遠くで犬がワンワン吠える。

はー、しあわせ~。早く隠居してよかった!このまま死んでも一片の悔いなし!

惜しむらくは、まだお客さんが来てくれるので、結構忙しいこと。それでも仕事の合間にご飯を炊いたり、庭の草むしりもできる!しあわせ~

   □   ■

イスラエルやエプスタイン系の悪行を見るにつけ、しょせん人間は生き物だということを悟り、人はしょせん「刺激」と「変化」がないと暇すぎて死ぬんだなと思いました。自分を何で忙しくするか、そこが「文明」と「叡智」の活躍するところ。人を殺さずに「刺激」と「変化」に富みながら平穏な人生を送るために、どんな世界をつくれるか。その世界を守っていけるのか。

ひどい時代がやってきても、そこには「刺激」と「変化」がある。人を殺さないようにしながら、その時代をどう生き抜くか。そして生き抜いた暁には、また新しい時代があると信じて。あ、なんかまた大きな話ばかりしてしまった。つまらぬ、つまらぬ。

   □   ■

つまりは、野草を育てたり、ウクレレ弾いたり、キムチ漬けたりしながら生きていくのです。そして仕事をし、散歩もして、体を鍛えるんです。隠居とは、自分にフォーカスすること。ギューッとフォーカスしていこう。オー!

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