2011年07月
瀬戸内海から宇宙をのぞく展覧会
私のサンフランシスコ時代の友達の写真家・吉岡さとるさんが、香川県の本島という島で展覧会をするそうです。
なんと観賞は要予約!昼ごはんも予約推奨(島にはレストランが少ないため)。来る人は一泊覚悟で来い、という感じ?瀬戸内芸術祭以降なのかな、こういう強気な企画提案(笑)。←これ、褒め言葉です。豊かな自然の価値が評価されれば、どんなに不便でも人は来る(かもしれない)時代になったということだと思います。
私は岡山の人間なので、日帰りできます(児島から船が出てます)。
この島は意外にも、サンフランシスコと関係があります。江戸幕府の軍艦として初めて日本からサンフランシスコへ航行した咸臨丸の水夫50人のうち35人は、本島を含む塩飽諸島の出身者だったのだそうです。なぜかというと、本島は戦国時代に活躍した「塩飽水軍」の拠点で、島民は航海経験が豊富だったとのこと。
今もたまに咸臨丸乗組員の子孫がルーツを訪ねてサンフランシスコへやって来ることもあり、縁は意外に深いんですよね。
去年も、泊まりがけで豊島の展覧会へ行ったばかり。大島にも行ったなあ。小豆島も行ったっけ。ディスカバリー、瀬戸内海。
以下はコピペ。
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http://www5a.biglobe.ne.jp/~Arte2000/index.html
笠島地区で二つの展覧会が始まりました。
ご鑑賞にあたっては、ご予約が必要です。 電話0877-57-8255またはメールで事前にご連絡下さい。
■夏の月あかり 安倍安人・内田江美
真木(さなぎ)邸
7月1日(金)-8月28日(日)
■「なぜ、われわれは存在するのか?」
Yoshioka,satoru吉岡さとる展
写真:スタンフォード加速器センター(現SLAC国立加速器研究所)
BaBar Detector
□日時 2011年7月2日(土) - 8月28日(日)
月・火 休廊
□会場 丸亀市本島町笠島地区/2会場
真木(まき)邸、gallery ARTE
□主宰 ギャラリーアルテ
共催 丸亀市教育委員会
*注意*
この展覧会のご鑑賞にあたっては、ご予約が必要です。
お手数ですがギャラリーアルテまで
メールまたはお電話にて事前にご予約ください。
0877-57-8255/090-1855-8438
・近隣に飲食施設がないため、食事のご予約も
承ります。(イタリアンは予約不要、季節の咸臨丸ランチは要予約)
(自炊。素泊まり 2名から4000円、3~8名 3000円、10名以上2000円)
大倉邸のお泊りの場合の食事も、ご予約にて承ります。
Blog is for Sharing
この前、友達が日記でこんなことを書いていました。「年上の人が自虐的なこと言うとフォローしづらくて困るからいやだと思っていたのに、気付いたら自分も年下の友達に自虐的なことを言ってた」。へえー、そうなんだと思っていたのだけど、気付いたら昨日、私も似たようなことをしていました(笑)。
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メールで仕事の連絡事項を書くときに「昨日は冷え込んだので、今日はなんだかお腹の調子が良くありません」とか、「庭のあじさいがきれいに咲いていたので、早速居間に飾ってみました」とか、やたらとあいさつ文が長い人がいると「こんなこと書かれると私もいろいろ考えないといけないからいやだなー」と思っていました。
なのに昨日は、会議の出欠をメールするとき「今日も梅雨空で蒸し暑いですね。早く梅雨が明けてほしいものです。会議、出席します。よろしくおねがいします」と書いていました。あとから後輩君たちが「○○です。出席します」と端的に書いてくるのをみて、ハッとしました(笑)。
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「袖振り合うも多生の縁」(単に一度袖が触れ合う程度の関係でも、前世からの深い因縁によって起こるということ)といいますが、何となく袖が触れ合った相手のことまで意識してしまうのは、年を取ったからなのかな。昔は袖が当たってもそっけなくやり過ごしていたけれど。
この前見ていたフラッシュモブでも「Life's for Sharing.(人生は分かち合うためにある)」という言葉がありましたが、私も最近、よくそれを思います。
年を重ねると心許せる人に出会う機会がだんだん減り、限られた人と行動を共にし、感動を分け合うことが増える。人生というのは、好きな人と会い、喜怒哀楽を共有することが一番の醍醐味であって、家を買うとかお金をためるというのは、そのための手段にすぎないんじゃないか、とすら思っています。
だからといって、その関係性を縛ろうとすると、私が好きではない「しがらみ」になるので、ムズカシイところです。実際、しがらみの糸を吐き出す人の特徴のひとつは、粘着質でだらだらとつづく最初のあいさつから始まるんですよねえ。違いはなんなのだ?人生は微妙で難しいなー(笑)。
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さて、蚊取りマットも効いてきたようなので、そろそろ寝ます。おやすみなさい(笑)。