鳥の家(とりのいえ)

鳥の巣をつむいで、飛んだり、鳴いたりする記録

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偶然youtubeで見た、アメリカとカナダのドラッグ問題のドキュメント番組。

路上が「死を待つ人々の家」になっていた。

でもナイチンゲールはいない。悲劇は何度も繰り返す。

目の前の人間を助けることができないと、人の心は荒むものだ。そして壊れていく。

全員が試されている。全員が問われている。

なぜすべての命を平等に守らないといけないのか、思い知らされている。





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気温35度の庭を観察していると、終末は近いなと思います。

猫はやせ、虫が減り、花が咲かなくなり、突然枯れ、なんてことが増えている。食料が育たないし、家畜も外飼いは無理になる。

人間の体内のタンパク質の変性は、42度から起こり始めるらしい。ほら、もう人の最後も近い感じだよね。猛暑日に停電があれば、貧乏人から順に自然淘汰される。

□ ■ □

富裕層でない私は、飢えて死ぬか熱で死ぬか。  

なんか仕事なんて真面目にやってる場合か? 否!

ああ、悔いのないようウクレレ弾きまくって楽しい思い出とともに死にたい。

美味しいご飯を作り、大切な人たちと遊び、そんな毎日の中で大騒ぎしながら死にたい。

今日は頭がボーッとしてメメントモリな日でした。

母の登山記録
親のことを見ながら生きると親の呪縛から逃れられない、とは思いつつ、人生の後半になって怒涛の老化現象が迫ってくると、こんな時期を親はどう生きたのか、とふと思います。

母が亡くなったとき、山登りを趣味にしていた母には大量の登山写真が残されていました。あまりに膨大すぎて処分に困ったのですが、見ていて気付いたことがありました。

「これは記念写真ではない」ということ。

主要な山の山頂には標柱があって、山の名前と標高が書いてあります。これを必ず撮影しているのです。日付の記録もつけて。これは記録だ、と分かりました。

そこで撮影日付と山の名前、標高を元に、登った山の棒グラフを作りました。それが上の図です。

これは、立派な遺言じゃないですか? 私はこう生きた、という遺言。

母は、50代のころ体力測定で垂直飛びをしたらひざの半月板にひびが入り、そこから山登りを始めました(結婚前のころも登っていたけど)。

とても真似できないので白旗を挙げながらも、最後まで体力の低下に抗(あらが)った母の生きざまをしかと感じました。

 当分トイレに貼っておこう(笑)。

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認知症の始まりつつあるお年寄りの家に行ったとき、「私、ウクレレ始めたんです。でも五線譜が苦手なんですよね」と言ったら、オルガニストでもあるその人は、すっと手を出して言いました。

「ミ(親指)、ソ(人差し指)、シ(中指)、レ(薬指)、ファ(小指)」

「ファ(親指と人差し指の間の溝)、ラ(人差し指と中指の間)、ド(中指と薬指の間)、ミ(薬指と小指の間)」

つまり、5本指を五線譜に見立てて覚えるんだよ!ということでした。

その瞬間、その人の声の力強さに、キラッと命が輝くのを感じました。

覚えた?言ってみて!と言われ、恐る恐るリピートすると満足そうに聞いていました。

こういう時間、ちょっと泣けてしまいますね。命が輝いているから。

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仕事のついでに、県南にあるひなびた旧テーマパークに行きました。官営なのでつぶされず公園になっているのです。道の駅という感じ。
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廃墟好きの心をくすぐります。

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景色もいいけど、物販エリアはクセの濃いものがあって、もっと楽しかったです。

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ミジンコ売ってるとか(笑)。

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イノシシの骨を売ってるとか(笑)。

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新鮮なメバルも!

いろいろ楽しんで、トイレに行くと⋯、手洗いがすごいことに。250530141250090

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トイレの中に巣を作るとは、自由すぎる!

ひなびた旧テーマパーク、現役の頃より楽しいな(笑)。



最近ボーッとしたくて、ボーッとできる小さな図書館で、たまたま「記者、ラストベルトに住む」という本を読みました。


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トランプの第1次政権を支えていたアメリカ中部の白人層。その衰退と貧困の実態を知るため、記者がラストベルト(衰退した工業地帯)に住んで取材したルポ。

読んでいて、泣きそうな気持ちで胸が塞がれました。

真面目に働き、アメリカの経済を重工業や農業で支えていた人たち。なのにグローバリズム経済を進めるリベラル・エリート層に仕事を潰され、見捨てられ、荒廃し、絶望し、ドラッグとアルコールで正気を失った人々。

■ □ ■

2002年に私がアメリカへ留学したとき、すでに国内の貧困問題は始まっていました。給与収入だけでは生活できないのが当たり前。投資をして初めて生計が賄える、と先生は言っていました。

私が「給料だけで生活できない社会は正しくないのでは」と書くと先生は「そうですね」とだけコメントを残していました。

そのころ好きだったカントリーバンドDixie chicksの歌「Long Time Gone」は、中西部の人々の憂いのような、地方の少し閉塞した空気を歌っていましたhttps://youtu.be/2c5b8ZtjwwY?feature=shared

本を読んでいると、昔私が感じた疑問や、Dixieの歌や、真面目だからこそドラッグに呑み込まれてしまった人たちのことを思い出して、心が揺さぶられてしまう。

トランプがいい政治家とは言えないけど、トランプを生み出したのは血迷った快楽主義者ではなかった。真面目で不器用だからこそ虐げられてきた、古き良きアメリカ人だった。私たちが昔憧れた、アメリカ人だった。

■ □ ■

もっと怖いのは、日本も米国の政策を継承するであろうこと。日本の製造業の資産を吸い上げ、労働市場で中抜きし、農業の保守体制を解体することによって。 

ドラッグは、意図的に流されるものなのかな。日本にも持ち込まれるのでは?正体の見えない闇が、日本にも近づいているのではないかな。

ボーッとしたかったのに、「ボーッとしてんじゃねえよ!」と叱られた気分です(笑)。

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ユウゲショウは、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。アメリカ大陸原産。 和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花を見られる。(ウィキペディアより)

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私の庭はエディブルガーデンなので、食べられない草は抜きます。それでも好みの草は、つい繁殖を許してしまう。

ユウゲショウは、絵にかけそうなほど単純な形の花がお気に入りです。のんびり揺れる、初夏の花。

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ある日、ある会社の社長室に行くと、壁一面の大水槽に体長1・5メートルくらいありそうな巨大なアロワナがゆったりと浮かんでいました。

1匹かと思いきや、暗い水槽の奥にもう1匹、50センチくらいの魚が見えます。鯉か鮒か。

「あの小さいのは、餌だったんだけど逃げ回ってあそこまで成長したんですよ。もうアロワナも食べられなくて、一緒に飼ってるんです」

すごい!食べられなくなるまで成長するという戦略。確かに仕事も、成長することで他に食われなくなるんですよね〜。

■ □ ■

多くの生き物は戦略なんて考えず、ただ懸命に生きているだけ。どう見ても負けそうな生き物が、懸命に生きていたら最後まで残っていた。それでいい。それがこの世の面白さ。

私もあと数十年、どうやって生きるかな。小さく生きるか、化け物みたいになるか(笑)。

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